一般民事

貸金

「お金を貸したけど、返してもらえません」

ご自身で請求をしても、なかなか返済してもらえない場合には、どのように対応をとればいいか困ってしまいますね。
弁護士に依頼すると、事案に応じて、内容証明による請求で返済を促し、それでも返済してもらえないときには、返金を求めて裁判などを起こします。また、早い段階で弁護士に相談することで、借主の財産状況を分析し、確実な支払いのために最善の方法をとることができます。

建物賃貸借

「大家さんからアパートを出て行けと言われました」

突然、出て行けと言われても、アパートは生活の拠点です。
法律は、借主の権利を大切に考えています。出て行けと言われても法的に本当に出て行く必要があるのか、一度弁護士にご相談ください。

「敷金を返してもらえません。」

住宅として普通に使用して汚れてしまったり、壊れてしまったものを直す責任は、借主にはありません。大家さんから敷金は返してもらえるはずです。
しかし、実際にはクリーニング代等を敷金から差し引くことがよく行われています。返金された敷金の額に納得できない場合は弁護士に相談し、適切なアドバイスを受けることでより多くの敷金を返してもらえるかもしれません。

「家賃を支払ってもらえません。」

何ヶ月も家賃を支払ってもらえなければ、明渡しを求めて、裁判を起こすことができます。
裁判所の手続きを通して、強制的に退去させることもできます。また、保証人がいる場合には、不払いの家賃を保証人に請求できます。
明渡しを認める判決が出てから、強制的に退去させる命令を裁判所に出してもらうことになります。このような複雑な手続きを弁護士が一環して手続きいたします。

借地

「借地料を受け取ってもらえません。」
「借地を更新するのに、法外な更新料を請求されました。」

借地契約は、長期間に渡るものがほとんどですので、長期間のうちに双方の関係が変わるのに伴い、双方が様々な主張をすることがあります。
借地関係のトラブルを解消するために借地非訟事件手続きがあります。
専門的な手続きですので、ご自身の権利を最大限主張するためにも、弁護士にご依頼ください。

男女間トラブル

「配偶者が浮気しているようなのですが、不貞の相手方を訴えることはできますか」

不貞は、婚姻関係を破壊させるもので、不法行為になります。不貞の相手方に対して、慰謝料を請求できます。
ただし、不貞しているかどうか慰謝料を請求する側が証明する必要があります。弁護士は、不貞の証拠集めについてのアドバイスをし、効果的に慰謝料を請求いたします。

「婚約したのに、一方的に破棄されました。」

結婚指輪の代金や、結婚式場のキャンセル料など、婚約破棄に伴い様々な損害が生じてしまいます。
婚約も契約であり、婚約破棄は、契約違反ですから、損害賠償請求できます。
また、同棲していた場合などは、別れた相手方が荷物を片付けてくれないなど、交際関係をすべて清算するためにも弁護士がお手伝いできることも多々あります。

犯罪被害・消費者被害

「突然、暴力を受け、怪我をしました。治療費を請求できますか。」

加害者に対して、治療費や慰謝料などを請求できますが、被害者は加害者と交渉するのに恐怖を感じることも多いと思います。弁護士に依頼することで、相手方と直接交渉する必要がなくなり、安心して被害の回復を請求することができます。

「環境ビジネスへの投資を進められてお金を振り込みましたが、
それきり会社から連絡がありません。お金は返ってきますか。」

振り込め詐欺、投資目的の詐欺など様々な詐欺被害のニュースが後を絶ちません。こうした事件では、残念ながらお金を取り戻すことが難しい場合も少なくありません。
しかし、相手と連絡がとれる場合には、迅速に対応することで、一部でもお金を取り戻すことができた例もあります。